いつも親切な近所のおじさん。困った時は色々と助けてくれました。夫と別れ子供と3人暮らしの時、次男が病気になり病院へ連れて行こうと思った時もおじさんが車を出してくれて病院まで連れて行ってくれたり、私が仕事で帰りが遅いとかも子供たちを自宅に呼んで遊ばせてくれたりと本当に感謝する日々が続いています。
そんなある日、おじさんが自宅の階段から滑って骨折をしてしまいました。時期も夏休みという事もあり、子供達が毎日のようにおじさんの家に行き生活を補助したり、私も仕事が休みの日はおじさん宅で料理を作ったりと家族みたいな関係になってきました。「いつもすまないね。」「いいえ、こちらも、いつもお世話になっているのでこのくらいは当然のことです。」それを伝えるとおじさんは私にお金を渡してきました。
お金くれる人「お金を貰うことは出来ません。本当にいつも感謝しているので。」「いいや、受け取ってくれ。独り身の私にとって君達がきてくれると本当に嬉しいんだ。お金もわずかだけどこれで子供達と美味しいご飯でもオモチャでも買ってくれ。」その優しい気持ちに私はお金を貰うことにしました。
それから数ヶ月後、おじさんの足は治りましたが家族ぐるみの関係は今も続いていました。最近のおじさんは私の事を女性として意識しているのかお洒落をして私を家に迎えたり、お金を貰う事も続いていて生活が少し楽になってきました。「ママ、おじさんがママのこと好きと言ってたよ。」「パパになってもいいかなと言ってたよ。」その言葉に驚きました。
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